蔵王ライザワールドスキー場にやってきました。
「蔵王」とつくだけあって蔵王山麓にあります。「蔵王のお釜」の下あたりですね。
ちなみに、平成30年1月30日に蔵王山の噴火警戒レベルが2に引き上げられました。
想定される火口域から1.2Kmが避難勧告地域に指定されています。
蔵王ライザワールド、蔵王坊平アスリートビレッジ、蔵王温泉スキー場、蔵王温泉街は火口から5~6km離れており避難勧告区域外です。
今シーズン何度か行ったので、せっかくだからご紹介。
写真は天候にばらつきがありますが、撮影日の違いです。あしからず。
※実は上は去年の写真。今年はここまでの晴天の日に行ってない
アクセス
県内から
車で
山形市内から約40分
シャトルバス
無料シャトルバス:ホワイトエコー号(冬季)がかみのやま温泉駅出発で出ています。
仙台から
東京から
スキー場の特徴、コース
蔵王ライザワールドは、標高が高く寒いですw
標高が高い分、県内でもトップクラスの雪質です。さらっさらのパウダースノーが楽しめます。
リフトを二本乗り継ぐと「樹氷」が広がるコースを滑ることができます。
樹氷;
樹氷(じゅひょう、英: soft rime)は、過冷却水滴からなる濃霧が地物に衝突して凍結付着した氷層のうち、白色で脆いものをいう[3]。気温-5℃以下の環境で風の弱いときに顕著に発達し[1][2]、気泡を多く含むために不透明で、白色を呈する[3][4]。小さな粒状の氷が無数に凝集する構造で、手で触ると簡単に崩れるほど脆く、樹氷が付着している物体を揺らすと簡単に落ちる。風上側へ向かって羽毛状に成長し、風が強いほど風上に成長するが、この様を俗に「海老の尻尾」とも呼ぶ。弱風時には地物の全ての方向に付着する。
日本では蔵王で1914年2月15日に発見された樹氷林が観光資源にもなっており、樹木が完全に樹氷や雪によって覆われたものは「アイスモンスター」あるいは地元では「雪の坊」とも呼ばれる。他に八甲田山や八幡平、伊吹山、氷ノ山、富士山のものが知られていて、九州の中央部、宮崎県五ヶ瀬町と熊本県山都町周辺にまたがる九州山地の高山地帯や、長崎県の普賢岳でも樹氷を見ることができる。黄砂が到達し始める春先には、冬季に白色だった樹氷林がやや黄色味を帯びる。ドイツのシュヴァルツヴァルトでも見られる。
樹氷は本来「海老の尻尾」を指す気象用語であるが、1920年代前半に蔵王でスキー合宿を行っていた第二高等学校 (旧制)と東北帝国大学の学生らが「雪の坊」を巨大な「樹氷」と勘違いして呼んだことが発祥であることが樹氷発見から100年の節目に当たる2014年に山形大学が実施した調査で判明した。また円谷英二が撮影した映画「新しき土」の蔵王ロケのシーンでも「樹氷」の呼び名が使われたため、全国的に広まったという[5]。
引用:Wikipedia
蔵王ライザワールドは、スノーボードも滑走可能なので若いボーダーもたくさんいます。カップルでボードとか羨ましすぎだろ。
LIZAPAIR1(ライザペアリフト1)
ライザレストランから中央ゲレンデを滑ると、ペアリフト①があります。
中央ゲレンデ初級コース 570m
こちらはライザレストランからペアリフト1乗り場の写真。(中央ゲレンデ)
天気が悪くてよくわかりませんが、傾斜が緩く滑りやすいコースです。
中央ゲレンデは、子供たちが多いですね。
LIZA EXPRESS
ライザエクスプレスは4人乗りの高速リフトです。
レストランの正面に乗り場があります。
四人乗りなので、混んでいるときは一人で行くと相席です。
数分間なのですが、慣れないと若干ストレスですね。話しかけてくる人はあまりいませんが、なんかすげぇ独り言言ってる人と一緒だったときはびくびくしました。
ライザエクスプレスを降りると、コースが3本あります。
お清水ゲレンデ (上級コース)
ライザエクスプレスを降りてすぐのコース。
上級者向けで、降りると中央ゲレンデにつながります。
うさぎコース
※うさぎコースの終わりから上方を撮影
お清水ゲレンデから左手に「うさぎコース」があります。
お清水ゲレンデの迂回コースで、初心者向け。勾配が緩く楽しいですね。
青い鳥コース
青い鳥コースは、上級者向け。
私は、「青い鳥コース」は小学校のころのスキー教室でまともに滑れたことがないコースなので、挑戦しませんでしたw
今回は下から撮影。
写真を撮っていると、上から颯爽と滑り中央ゲレンデまで下りて行ったスキーヤーがいました。上の写真で中腹に移っている人です。
ウマい人はかっこいいですねぇ!!
LIZAPAIRⅡ (ライザペアリフト2)
ライザエクスプレスを降りて、左に向かうとペアリフト②の乗り場があります。
708mの長距離リフトです。
ライザエクスプレスも長距離ですが(753m)運行速度がちがうので、ペアリフト2は10分近く(たしか)かかります。
ペアリフト2に乗ってしばらくすると、樹氷が見えてきます。
降り場の標高は1,446m。レストラン付近とは天候が違う場合もありますね。
リフト降り場から少し下ると、コースが分かれます。
むぅ。
どの写真がどのコースかわからなくなったぞ。
かもしかコース (中級コース)/パノラマコース (中級コース)
かもしか、パノラマコースは中級コースですが勾配もゆるく滑りやすいです。
天候が悪いと、ホワイトアウトするので気を付けましょう・・・
樹氷です。
曇り空だと、なんかよくわかんない。
ペアリフト②のおりばから、樹氷原方面です。
営業時間
リフト営業時間 8:30~16:30
レストラン営業時間 9:00~16:30
※季節によって異なります。悪天候時は臨時休業・リフト運休の場合があります。
リフト料金
リフト料金の主なものです。
1回券 :大人 320円 子供 200円
回数券(12回) :大人 3500円 子供 2200円(シーズン中有効)
三時間券 :大人 3000円 子供 1800円
四時間券 :大人 3200円 子供 2000円
五時間券 :大人 3400円 子供 2200円
一日券 :大人 3700円 子供 2400円
シニア一日券 :3200円(満55歳以上の身分証明書が必要)
ファミリー一日券
大人 2名 子供 2名:12,000円
大人 2名 子供 1名:10,000円
大人 1名 子供 2名:9,000円
大人 1名 子供 1名:6,800円
人数分のリフト一日券、食事券800円分、ドリンク券100円分付き。
食事代の不足分は現金払い
手ぶらでスキー・スノーボード
大人 7300円 子供 5800円
リフト一日券、食事券800円分、レンタルスキーorスノーボード、レンタルウェア(上下)付き。ゴーグル、帽子、手袋はついていません。
リフト券は、レストラン正面のチケット売り場で購入できます。
ライザレストラン
スキー場入り口に「ライザレストラン」があります。
飯だ、めし!!
メニューは、カレー、パスタ、牛丼、うどんなどですね。
サイドメニューも豊富ですよ。
何度か言って、何品か食べたのでご紹介します!
うにクリームスパゲティ 830円
うにクリーム830円って安いな!
でも予想通り、レトルト品と思われます。味は、まぁ普通です。
磯臭くなく食べやすいけど、普通だな。
オムカレー 1000円
オムカレーです。
ふわっふわのオムレツがのったビーフカレー。
見ればわかるウマいやつやん!
真ん中から割ると「でろん」と半熟のオムレツが崩れます。
中のライスは、カレーピラフになってました!
わははははは!ウマい。
外が吹雪のなか滑ってきて寒くてガクガクいってても、これを食べると幸せな気持ちになりますよ!
カレーはピリ辛のビーフカレー、オムレツはトロトロです。
ピザ
ライザレストランの名物?は何といっても石窯で焼いたピザです。
ピザだけ、別のカウンターで注文します。
カウンターの石窯で焼いている様子がわかりますが、写真撮ってねぇや。
種類も豊富ですね。
・マルゲリータ Mサイズ 1000円
生地はパリパリです。
モッツアレラチーズの食感がもきゅもきゅとしていて、チーズのコクとうまみが出てきます!(゚д゚)ウマー!
冬なのにトマトの味も濃くてうまい。ステキ!
レストランメニューはこちらのリンクからどうぞ
宿泊
ライザワールドスキー場の近くに「蔵王ライザウッディロッジ」があり宿泊が可能です。ロッジなので比較的低料金です。
泊りがけでスキーを楽しむのも良いですね!
宿泊料金:
二名一室 7000円/1名
三名一室 5100円/1名
四名一室 4600円/1名
五~七名一室 4100円/1名
食事つきプランなどもあるようです。
夏場は・・・
夏場はトレッキングコースになり、高山植物や滝など雄大な自然が楽しめるそうです。
楽しめるそうですっていうのは、地元の学校行事で行ったんだろうけど記憶に無いからです。(オイ)
遊歩道も完備されているらしいので、夏になったら行ってみよう!
スキー場の少し下に「蔵王坊平アスリートビレッジ」という施設があります。
蔵王坊平アスリートビレッジは、文部科学省指定のナショナルトレーニングセンターで、高山トレーニングの強化拠点施設とのことです。
まとめ
今回は、山形県上山市の蔵王坊平高原スキー場「蔵王ライザワールド」についてご紹介でした。
蔵王温泉スキー場のほうが有名でしょうが、
蔵王ライザは人が少なく滑りやすいですよ。(ほとんどが地元の人)
また、夏場はトレッキングができます。雪が解けたら行ってみようと思います。
スキーシーズン以外では、ライザレストランのピザを食べにくるだけのお客さんもいます。わざわざ食べにくる価値のあるピザでした!
んだらば!
蔵王ライザワールドスキー場
電話:023-679-2311