今回は山形の「芋煮」(いもに)についてご紹介します。
芋煮とは
日本の主に東北地方で行われる季節行事で、秋に河川敷などの野外にグループで集まり、サトイモを使った鍋料理などを作って食べる行事である。
呼称には地域差があるが、ここでは総称として「芋煮」「芋煮会」という呼称を用いる。
Wikipediaより
多くの山形県民は、この時期になると芋煮会がしたくてうずうずするものです。
BBQと一緒に開催したりもします。
芋煮会とは河原に集まって、石を積んでかまどを作り、薪を火をおこし、芋煮を作る会ですね。だいたいは飲み会です。
山形県内でも、山形風芋煮と庄内風芋煮があり
山形風芋煮は醤油ベースで、牛肉が入る
庄内風芋煮は味噌ベースで、豚肉が入る
と違いがあります。
山形芋煮 レシピ (5~6人前)
材料
さといも 600g
牛肉 300g
こんにゃく 1枚
ネギ 2本
調味料
醤油
さとう
みりん
酒
① 大きな鍋に水を沸騰させ、サトイモを茹でる。サトイモは食べやすい大きさに。
大きいと火が通りるまで時間がかかる。沸騰したら一回お湯を捨てる。
② もう一回水を入れ、火にかける。手でちぎったこんにゃくを入れる。
丁寧に灰汁をとる。
③ サトイモに火が通ったら、牛肉をいれる。サトイモに箸を刺して、すんなり入るくらいが丁度いい。
④ 味付け、調味料を入れる。お好みの味に調整。
⑤ ひと煮立ちしたら、ネギを入れる。ネギがしんなりしたら完成。
ざっくりとこんな感じです。
調味料の分量が書いていないのは、いっつも水の量が適当で、それに合わせて味付けしていくからですね!はい、紹介してダメなやつ。
これだと、芋煮食べたことない方はゴールの味がわからず作れませんね。。。
安心してください、こういうのあります。

- ジャンル: 食品 > 調味料 > その他
- ショップ: 山形しょうゆ・みそ本舗 蔵膳屋
- 価格: 464円
山形では、スーパーで芋煮会セットを注文するとこのような「芋煮たれ」がついてきて、これをぶち込むだけで完成します。
あとは、好みで砂糖を足したり。ちなみにネギを入れる前に味付けしますが、ネギを入れると甘みが出ます。
上記レシピはスタンダードなものですが、それ以外にも
・しめじ
・まいたけ
・ごぼう
などを入れるのがおすすめです。
こちらは別日の芋煮。
しめじ・なめこ・ごぼうが入っています。
なめこ初めて入れましたがおいしかった。
キノコ類は一種類くらいは入れたい。
ごぼうは、ささがきになっているもの(切られているもの)を買うと楽なので、
ぜひ入れましょう。
芋煮会のシメは
だいたい、つゆが残るのでうどんを入れるのが定番です。
もちを入れてもおいしい。
カレールーを入れて、芋煮カレーうどんにする場合もあります。
こちらはうどんを入れたもの。
まとめ
今回は、山形の芋煮についてでした。
ぜひ山形にきて食べてもらいたいですね!
また、山形料理を出す料理屋・居酒屋に行けば必ずあると思います。
興味のある方はぜひ!
山形料理を出す店がどのくらいあるか知りませんが、大きい街ならあるよね…?
自宅で作るのも簡単です。
ポテチも!