んげの日記

んげです。山形県在住です。アラフォーですがそうとは思えない稚拙な文章を発揮しております。趣味のことを書きますが最近は主に日記。

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私とって理想の老後を過ごす爺さんに出会った。

少し前(先週?)のお題に「理想の老後」というのがあった気がしたのだが。

敬老の日の前の週だったか。

 

先日、とある同業者に合ってきた。

会社に電話がありウチの土地を売りたいとのこと。電話口では高齢なじいさんだった。待ち合わせ場所に行ったら、案の上おじいちゃん・・・

電話では✖✖不動産と名乗った気がしたが、気のせいだったか・・・?

と思ったが、名刺を交換したら✖✖不動産の代表だった。Nさんとします。

 

どおりで聞いたことない会社だったが、同業者なので個人のじいさんよりは話が通じるはずと思って安心した。(宅建業法とか取引のルールとか)

とはいえ、正直聞いたことがない会社で初対面の人。ちゃんとした人でないとお付き合いしたくないのでまだ油断できない。しかし宅建業の更新は(5)。5年に一回更新なので開業して20年以上は経過しているはず。

 

物件をみせてもらい、世間話しながらいろいろ聞いてみた。

どうやら株で結構儲けているようで、不動産業は力を入れていない様子だった。しかもアパートや貸家を持っているので家賃収入もそれなりになるらしい。

うーむ羨ましい。

しかも、公務員を引退してから不動産業を開業したとのこと。金に困ってないな?

 

で、Nさんは資料を用意してこなかったので翌日また会う事にした。

資料を用意してないとかありえないんだけど、じいさんだからしょうがないか・・・

 

翌日は名刺に書いてある事務所に行こうとしたら、別のところに来てほしいとのこと。

「私の別荘がある」と。え?別荘?遠いんじゃない?と思ったら市内の住宅地だった。

別荘はNさんの長男の隣で、長男が建ててくれた平屋の家(新築)だった。

新築の平屋があり庭は、畑や花壇があった。Nさんが育てているらしい。

 

その家は高齢のNさんを心配して長男が、隣の土地を買って建ててくれたみたい。新興住宅地で土地代だって安くないハズ。長男さんは、教員(校長先生)だそうだ。

 

話から推測するとNさんは80歳代。もしかすると90近いじゃないか。

しっかりと会話できるけど、声が小さく(弱く)聞き取り難いし。

そんな年になっても仕事しているのか・・・と思うが生活が苦しい様子ではないので、趣味というか生きがいというか、暇つぶしで仕事している様子だ。生活は隣の息子家族が世話をしてくれるハズ。

 

金に困らず、生活は息子たちに見てもらう。子供たちの隣に住む。同居は嫌がられるだろうし、自分も気を遣うので別居で自由に使える家がある。適度に仕事をする。

こりゃあなかなか良い老後だな。

 

と、先日知合った方を見て思ったのでした。

 

ただ、Nさん。軽のMT車を乗っているのだが、敷地から車道に出る時ギアが入ってなかったのかすげぇ空ぶかしをしてた。

大丈夫かな?事故など起こしませんように・・・

 

理想の老後は人それぞれなんだろう。個人的にNさんの暮らしがなかなか理想的だなぁと思った話でした。

んだらば~!