かなり久しぶりに地元の友人F君とあう。
家が近いのだが、F君は大学から県外にいって、就職も県外。
そのまま結婚し、今は関東住まい。
そんな彼から「病気療養で実家に戻ってきている」とメッセージが来た。
久しぶりに会おうとなり、飲みに行こうと思ったが「酒は飲めない」ということで昼飯を食いに行く。よく一緒に遊んだK君も呼んだ。
K君とは年に何回か遊んだり飲んだんりするが、F君とは15年ぶりくらいの再会である。ちゃんと話せるかな?と会う前はちょっぴり不安だったけど問題なかった。
ぶっちゃけ、サシで会って話すのは不安だったからK君を呼んだんだけどw
正解だったわ。
で、話聞くとかなり重い病気で患部(内臓)を移植するしか完治の方法はないとか。
国指定の難病だそうだ。まじかー・・・。
臓器移植してうまく適合して30年くらい生きられる、ドナーが見つかるのに5~10年(早いと数年)らしい。
本人は「そこまでして長生きしなくていい」という考え方で臓器移植はしないそうだ。
移植しないと薬でごまかして余命5年くらいと医者に言われているとの事。
奥さんと子供二人いるんだから長生きしなきゃ、と思って言いかけたがやめた。
本人がそう決めているのなら、私の意見なんか無責任だし、余計なお世話だから。
たぶん、自分たちもあと20年若かったらF君の考えに異を唱えたかもしれんけど。
移植しても入院続きになり、家族に迷惑をかけるかもしれないわけだし、その治療費で苦労するかもしれない。だとしたら保険金をのこして死んだほうがいいのかもしれない。そこまでは本人と話していないが、そういうことなのかも。と思った。
自分が同じ状況になったら、死を受け入れられるか。
延命しても苦しい可能性大なら、受け入れるかもしれないが、私はもっと生きたい。
結局、昼めし食ってカフェに入ってコーヒーを飲んだ。二時間半くらいの再会。
あと一か月半くらい地元にいるそうなので、関東に変える前にもう一回くらい飯食いに行こうと話して解散。行かないとこの日が今生の別れになる可能性もあるのだ。
なんかいろんなことを考えた一日だった。
おわり
記:2022.7.4