んげです。
年末年始に読んだ本(マンガだけど)を紹介します!
マンガ三国志を読んだ
マンガ三国志(飛鳥新社)を読みました。年末に本屋で見かけて、正月休みに読もうと思い購入したものです。この前、映画「新解釈三国志」を見たのも影響しているかも。
↑三国志が何か分かっていなくてもエンタメとして楽しめる映画だった。
マンガの三国志といえば横山光輝先生の三国志がメジャーですかね。むしろほかの作品を知らない。
これは、レンタル(TSUTAYA)で仮で読んだけどいまいちストーリーが入ってこなかった。戦のシーンとかは、敵味方の衣装も顔も似たり寄ったりでさぁ。どっちがどっちを倒したのかが解んないのよ。
60巻あるしなあ。文庫本だと30巻だけど・・・
とはいえ今のマンガだって50巻越えの人気作品はザラだし、面白ければ長くても読めるか。
今回読んだのはこちらです。
マンガ三国志 飛鳥新社
原作:吉川英治
画 :石森プロ
シナリオ:竹川弘太郎
感想
ストーリーは三国志のそれです。横山三国志を読んだとはいえあんまり話の流れがわかってなかったので、どんな話なのかようやく分かった。(うっすらとしか分かってなかった)
とはいえ、この漫画も歴史長編を二冊にまとめているのでだいぶ端折っている感はあります。なんてったって、
将の「全軍逃げる敵を追えー!!」
次のコマで突撃し、さらに次のコマでは「敵五万をやっつけたぞー!」
戦3コマで終わった!w
まあこのくらいテンポよく進めないと二冊に収まらないでしょうけど。
絵について
絵は決して上手とは言えない。「画・石森プロ」は石ノ森章太郎の作品ライセンスを管理する会社の様で、誰が書いたかは?なのだ。
ちなみに原作は「吉川英治」という小説家の作品らしい。
横山三国志よりは、登場人物の違いが分かるので助かる。コマをみて(今誰が話している)というのが判別できるから。横山三国志はそれすら難しい。
その他
エピソードや、登場人物、都市名に細かく注釈がされているのが良い。
すんなりと話がすすんでいるが、注釈では史実や三国志演義でのエピソードが書いてあるのでそっちを読んでも面白い。注釈も読むとすごく時間かかるけど。
すぐ戦死したり死亡する人物にも注釈で解説がるので、素晴らしいです。
さいごに
一冊1200円。Ⅰ.Ⅱあります。計2400円
一冊500ページ以上なるので読みごたえはありますね。
帯のひろゆき氏が言う通りコスパがイイと思う。ホリエモンは何言ってるかわかんないけど。「これからのビジネスに役立つ最強の漫画だ」は言いすぎでしょう。
このシリーズには「論語と孔子」とか「諸葛孔明」もあるようなでちょっと読んでみたいです。