正直不動産という漫画をご存じですか?
2022年、4月からNHKでドラマ化されるそうです。なのでこのタイミングでこのブログを書いてPVを稼ごうという魂胆です。
まだ11巻までしか買ってないけど。
どんな話?
千三つ(1000個のうち真実は3つ)と言われる不動産業界。主人公の永瀬財地は登坂不動産のトップ営業マン。売上のためなら客に不利になることは言わないしウソもつく営業をしていた永瀬だったが、とある地鎮祭で祠を破壊してしまった祟りでウソがつけなくなってしまう。
売買契約の際に仲介の不動産業者は「重要事項説明」が義務付けられていますが、あくまで「重要事項説明書」の内容だけで、そのほかは言わなくても義務違反ではない。
嘘がつけない永瀬は、重説の義務のない「言わなくていいこと」も伝えてしまい、客が怒って契約が破談になったりで売上がキープできなくなってしまう。
嘘がつけなくなった永瀬がどのようにして不動産を売っていくか、というお話。
感想とか
不動産業界で働く私が読んでも恥ずかしながら「知らんかった!」っていうことも書いてあり大変参考になるし、こんなことが一般に知れたら仕事しにくくなるわ!ということも漫画に出てきてかなり面白く参考になります。
実際、連載当初は不動産会社からクレームが来たとか来ないとかw
不動産云々の話から離れて、主人公の上司「大河原部長」がいいキャラです。
強面でフツーにみると昭和平成期の売上至上主義の営業会社にいたパワハラ上司。
でも人情味があり憎めないキャラではあります。
登坂社長なんかも、ぱっと見悪人で冷血な人っぽいんですがウラで社員のために動いたり社員思いで人情味がある社長でよいキャラだなぁと思います。
若く伸びお悩んでいる営業マンを解雇するとなると冷たくみえるけど、若いうちなら将来を考えてもこの業界にしがみつく必要はないという優しさから。
購入する不動産は自分で確認
不動産というのは一生に一度の買い物という人が多い、それなのに自分で調べずに不動産屋の言うことを鵜呑みにしてしまい、購入後「こんはずでは・・・」となる人もいます。
購入する不動産の現地を見ないなんてもってのほか。マンションや中古住宅なら内覧をするのが基本。(見ないで買うって人もたまにいる)値段や間取りだけで決めると後で後悔します。
引っ越したら隣が高層マンションで日当たり最悪の部屋だっとかあり得ますから。
これは不動産業者は説明義務はないので、「売れればいい」という仲介業者や営業マンであれば教えてくれません。
自分が住む家(買う家)を現物を見ないで決めるなんでことは、普通に考えたらあり得ないんですけどね。
そういうことを教えてくれる漫画です。
まとめ
不動産にまつわるあれこれが濃く書いてある漫画なので、不動産に興味がある方にはお勧めです。不動産に興味がない人でも良い社会勉強になると思う。
これから不動産を買おうと考えている人も、一読して損はないと思います。
2022年4月からNHKでドラマが放送されます。こちらも楽しみ!
※と思ってたら出演俳優が若手女優への性行為強要が明らかになり出演部がカットされるとか。主人公の上司役らしいけど。大河原部長役だとしたらだいぶ影響あるよ。