ここ最近に読んだ本を記録しておきます。
最近といっても二か月くらい前～盆休みくらい。
ネタバレが無いように書いたつもりだけど、そもそも読書感想文は超苦手なのよ。
星の数でおススメ度というか、私のお気に入り度を表現します
嘘つきな六人の大学生 浅倉秋成
就活の最終選考でグループディスカッションをすることになった六人の大学生の話。序盤は穏やかだけど…いや別に後半でも殺人とか犯罪行為があるわけではないけど。
冒頭の一文で完全にミスリードされて読み始めるけど、中盤で、ミスリードされてたことに気がつき、終盤で再びミスリードされてることに気がつく流れの話でした。いやー読み応えがあった！
おススメ：★★★★★
2022年の本屋大賞 ５位。納得
クジラアタマの王様 伊坂幸太郎
分厚い本(小説)だった。物理的に分厚つい。
序盤なかなか読み進めなかったけど、終盤一気に読んだ。
夢の中でRPGゲームのように魔物と戦い結果が現実世界の問題解決と直結するという。
伏線回収が気持ちいい。
新型インフルエンザが絡んでくる、最近の作品でした。
おススメ度：★★★
他の伊坂幸太郎作品と比べるとパンチが弱い気もするなぁ
民王 シベリアの陰謀 池井戸潤
こちらも新型の感染症が蔓延して、総理大臣の武藤泰山がどのように対策を立てていくか、という話し。政府の緊急事態宣言などの施策に反対する東京都知事がなかなかトンチンカンでそれで笑ってしまう。都知事が関西弁だし
前作みたいな息子と入れ替わってるぅ？っと行った展開はないけど、読み応えがあった。
新型ウイルス、ロシアとめっちゃ最近の世相を絡めてると思ったけど、ロシアがウクライナ侵攻する前の作品でたまたまウイルスの発生源がロシアっことらしい？
おススメ度：★★★★
できれば前作の「民王」を読んでから読んでほしい。
シベリアの陰謀から読んでも面白いと思うけど
脱・東京芸人 都会を捨てて見えてきたもの 本坊元児
山形県住みます芸人、ソラシドの本坊元児のエッセイ。本坊さんは山形県西川町に畑を借りて住みます芸人しながら農業をしている。
ここ数年、山形のローカル番組でのレギュラーが多いソラシドだけど、本にたちが山形を気に入って活動していることはこちらとしても嬉しい。
長く山形で活躍してほしい。
全国的にはかなり無名の芸人だろうケドw
この本も山形県内でしか売れていないんじゃ・・・？（県内の本の売り上げランキングでは上位だった）
おススメ度：★★★★★
頑張れソラシド！
プロレタリア芸人 本坊元児
ソラシドが山形の住みます芸人になる前、東京でバイト生活をしてたころのエッセイ。
本坊さんは肉体労働(日雇の土木作業や大工)をしていたらしい。それこと芸人の仕事はほぼなく日雇で食い繋いでいた頃の話し。
日雇い労働者の過酷さや出来事が面白く書いてある、文書のセンスが良いと思う。
プロレタリアとは『自分の労働力を資本家に売り渡して生活する賃金い労働者』とのこと。調べるまで知らなかった
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おススメ度：★★★
くさってた頃？のソラシド本坊
芸人さんのエッセイは面白いよね。
この本は今廃版で、文庫本で出ているらしい。手に入りずらいかも。
私は図書館で借りた。
おわり
